

煎茶について2
煎茶にはどういった特徴があるのでしょうか。私が思う一番の特徴は「蒸し」だと思います。お茶の葉を摘んですぐに蒸気で蒸すことによって、美しい緑色を保つことができるのです。 もし蒸さずにそのままにしておくと…どうなると思いますか? 酸化して茶色に変わっていきます。烏龍茶や紅茶をイメージしてもらえると分かるでしょうか。加工方法が違うだけで、もとは同じ茶という植物です。 お茶の葉のみずみずしさをそのまま閉じ込めたフレッシュさを味わえる煎茶。まるで自然の息吹を飲みほしているような、そんな感覚になります。 #japantea #sencha


煎茶について1
日本茶の代表といえば煎茶。日本で一番飲まれているお茶です。いちばん飲まれているのに「それは何?飲んだことないかも…」とよく言われます。煎茶という言葉ではなく緑茶orお茶と呼ばれているからかもしれません。ちなみに、ペットボトルのお茶を飲んだことありますか?あれは煎茶です。それをお伝えするとあの味をイメージされるのですが、急須でいれた煎茶は全く違う味です。 気になる方は講座に参加されてみてください。 #japantea #yame #fukuoka #umami #sencha


日本茶の「うま味」
アメリカでも「UMAMI」として知られている、うま味。アミノ酸の一種です。日本の食文化のひとつ、おだしにうま味がたっぷり含まれているのはご存知かと思います。 海外では硬水(ミネラル分が多い水)の地域が多いですが、日本の水は主に軟水で昆布や鰹節からのうま味が出やすいので、だし文化が発展したといわれています。これはお茶にも当てはまり、日本茶はうま味が重視されます。お茶を育てる過程、加工、いれ方すべてにおいて、うま味を最大限に味わえるように考えられています。詳しくはまたの機会に。 香りを重視するお茶とは違う、日本茶の特徴「うま味」。それは日本の自然がはぐくんだ恵みの味ですね。 #umami #japantea


たかがお茶、されどお茶。
お茶というのは不思議なものです。「たかがお茶でしょ?」と思っている人は、そう言ったお茶にしか巡り会っていないし、これからも巡り会うことは少ないようです。 あなたが「されどお茶だ」と思うと、ちゃんと応えてくれます。お茶の味が変わります。ぜひ試してみてください。 日本茶の歴史は1200年以上と長きにわたり飲み続けられています。 たかがお茶、されどお茶。その言葉がぴったりですね。 #japantea